ロストロポーヴィッチのハイドン
明日からゴールデンウィークに突入、とはいえカレンダーとおりには休めそうもない。
本日重要な会議有り、大きな課題がクローズアップされ今年一年はこの問題で振り回されそうだ。
職場の飲み会だった家内を10時過ぎに駅まで迎えに行く。ついでに西友で買い物。
10時半を回っているというのに巨大な駐車場はほぼ満車状態。小さな子供を連れた家族連れが大勢店内を歩き回っている。連休前とはいえ異様な風景のように感じるのは自分だけだろうか。外は少し寒くなった。
巨星ロストロポーヴィッチ逝く。今日は彼のディスクを聴き、偉業を偲ぶことにする。
まず手に取ったのはパリ管を振った「シェエラザード」。1974年録音のEMIの国内盤LPでシャガールの絵をあしらったジャケットも懐かしい。ロストロポーヴィッチが本格的な指揮活動に入った時期の録音だった。速いテンポで実に良く歌う爽快にして華麗な名演。意外とロシア的な趣は希薄だ。
続いて翌1975年録音のハイドンのハ長調のコンチェルト。伴奏はアカデミー室内管で、指揮者のクレジットはない。ロストロポーヴィッチ自身の弾き振りだろうか。
ASD規格の英EMI盤。SQ4チャンネルの表示がある。「シェエラザード」もオリジナルは4チャンネル録音だったかもしれない。これは再録音で、カデンツァはブリテンのものを使用。旧録音はブリテンの指揮だった。
ブリテンとの共演ではシューベルトの「アルペジョーネソナタ」。これも名高い録音。ブリテンの冷静なピアノ伴奏に対してロストロポーヴィッチの奔放なチェロ、意外なほど違和感は感じられない。手持ちはCDもあるが今日はLPを聴こう。
フランク・ブリッジのソナタとのカップリング国内キング盤LP。
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