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2007年4月29日 (日)

カーネギーホールのリヒテル

爽やかな日曜日、今年もツバメがやって来た。昨年巣ごと落下し、卵が全滅してしまった同じ場所に巣作りをしている。だいじょうぶだろうか?

今日はリヒテルの西側デビューとなった1960年カーネギーホール公演の演奏を聴く。この時のライヴは、CBSとRCAから発売され、10月公演のCBSは大部分モノラル。RCAは12月の公演でステレオ録音。

P1010860_2 まずCBS録音を聴いた。手持ちは「カーネーギーホールのリヒテル第9集」。
ショパン、ドビュッシー、ラフマニノフなどのアンコールで弾かれた小品を集めた国内盤LP。録音はモノラル。
異様な熱気に溢れた演奏だが、これは録音が悪い。マイクが観客席に近いようで会場ノイズと楽音がほぼ同レベルの客席採りの海賊盤のような趣。だが聴衆の興奮はダイレクトに伝わってくる。
冒頭で弾かれるスクリャービンのソナタの黒光りするような重い音を聴いているうちに、実演で聴いたリヒテルの音が頭に蘇ってきた。

P1010867 もう一方のRCA録音は数年前にCD化されたハイドンやプロコフィエフのソナタ、ショパンなどの2枚組ステレオ録音。CBS盤と2ヶ月しか違わないのに録音が格段に良い。
CBS盤にも収録されていたドビュッシーの「アナカプリの丘」の繊細なタッチも見事に捉えている。

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