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2007年4月 5日 (木)

團伊玖磨の「祝典行進曲」

ここ数日気温の変化が激しい。月曜に気温が30度を超えたものの翌日には急降下、昨日は東京に雪が降った。火曜から水曜日にかけてのココログのメンテで更新途絶。

昨日は職場の歓送迎会。ホテルでの一次会のあとの2次会は6人ほどでいつもの芸術バー「DEN」。
土曜の晩にはジャズの生ライヴも入り、大勢の客で賑わうこのお店も水曜とあって閑散としていた。時にはドラムも叩くマスターの姿が今日は見えない。どうやら体調を崩しているらしく心配だ。話し込んでいるうちに0時を回り、上質のそば粉で作ったニ八蕎麦を手繰って締めとする。

明けて今日は二人の娘の高校と中学の入学式。当初自分は高校、中学は家内と役割を決めておいたのだが、家内が仕事の都合でどうしても抜けられず同行不可能となってしまった。困った。
スケジュールを確認したところ、高校の入学式の終了後急いで車を飛ばせば中学の入学式の受付になんとか間に合いそうだ。ただ、もしもの時に備えておばぁちゃんにスタンバイをお願いしておく。

高校の入学式、自分の時のことは全く記憶から飛んでしまっている。吹奏楽部の伴奏で、国歌、校歌斉唱。国歌はともかく、校歌は入学生も保護者も知る人がほとんどいないので伴奏のみが空しく講堂に響いている。長々とした来賓の挨拶に寝不足気味の瞼は自然と重くなる。
そして團伊玖磨の古い方の「祝典行進曲」が演奏された。生徒さん達には悪いが、もう少し練習して欲しい。と思う出来だ。

式典は予定通り終わったものの、その後が長かった。進路説明、後援会の説明などなど。
はじめの予定表に何も書いていなかったことが次々と出てくる。これではとても中学の入学式には間に合わない。やむなく途中で抜け出し家に連絡。おばぁちゃんに行ってもらう事になった。

今日は、團伊玖磨の「祝典行進曲」を聴いた。作曲されて40年以上経つのに未だに演奏されている名曲だ。ロスアンゼルスオリンピックの時も日本選手団入場の際に演奏されていた。

P1010840 邦人団体のいくつかの演奏があるが、今日聴いたのはラインスコーテン指揮のオランダ王立軍楽隊によるフィリップスのLP。各楽器がまろやかに美しく溶け合った響きにコンセルトヘボウ管の音が思い浮かぶ。
気品に満ち、堂々とした名演だ。

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