春の合宿、ブラームス交響曲全集全曲完奏マラソン
昨日からオケの春合宿へ参加。土曜日の朝は市議選の期日前投票を済ませ、その後昼まで仕事。職場からそのまま一時間ほど車を飛ばし、合宿参加は4時過ぎとなった。
練習場ではブラ4第4楽章の練習が始まっている。合宿は本番メンバーほぼ全員参加、ブラームス独特の重厚な響きが練習場に鳴り響いている。人数も多いと吹いていて気持ちが良い。夕食は天城ならではの「イノシシ鍋」と「鮎」が食卓を飾る。今回はいつもよりも豪華版だ。
ブラ4第1楽章の練習後10時から恒例の宴会が始まる。しばらく気持ちよくビールを飲んでいたが、宴の途中でメンバーが次々と練習場へ消えていく。今回は横島先生の発案でブラームスの交響曲を全曲通すことになっているという。
私を含め古株の中年オヤジたちは、しばらく宴会場でビールを飲んでいたが、そのうちブラ1の重厚な序奏が聞こえてきた。こうなるといつまでもグダグタしてはいられない。残った連中もコップに残ったビールを飲み干し、赤い顔でフラツキながら練習場所へ向かう。
ブラームスの交響曲全曲を一気に演奏するという豪華で楽しい一日。3番は数年前に演奏したが1番と2番はほぼ初見。それでも止まらずに最後まで通ってしまうからたいしたものだ。2番の途中で時計は12時を回った。
明けて日曜は朝から激しい雨。前回の合宿も雨。
午前中のブラームスでは、昨日の疲れが残り不覚にもウトウトとしてしまった。午後の「戴冠式」は降り番のため、合宿二日目の定番となったお昼のカレーを平らげ合宿場を後にする。
近くにある梶井基次郎の文学碑を巡りを済ませ、途中「梅月」で柏餅とイチゴ大福を購うのもいつものこととなった。
往復の車中で聴いたのは、ヤフオクで落としたばかりのスタンリー・ブラックの「グランドキャニオン」。
ステレオ初期特有の左右極端に分かれた録音が、狭い車中で面白い効果を上げていた。風呂屋のペンキ絵のような曲だが、このような軽い演奏に徹した方が良い結果となるようだ。
もうひとつは1950年代のコンセルトヘボウ管のライヴを集めたアンソロジーから、セルの演奏を聴く。1958年11月のライヴで、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」とウォルトンの「パルティータ」。シンフォニックな響きとセルの硬質で引き締まった指揮が素晴らしい。
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コメント
ひょえ~?!ビール飲んでホルン吹いたんですか???シンジラレナ~イ!!いくら長年の経験といってもすごいですね。それにしてもブラームスの交響曲はいいですね。「全集」通して好きと言えるのはブラームスくらいなもんです。
投稿: ぶりちょふ | 2007年4月22日 (日) 23時03分
いゃぁ、お恥ずかしい。
お遊びとはいえ吹いている最中に頭がクラクラしてきて、とてもヒドイことになってしまいました。
2番を終えたところで、私はギブアップしてしまいました。
投稿: 山本晴望 | 2007年4月22日 (日) 23時22分