ジャニスのラフマニノフとプロコフィエフ
本日快晴、未だ昨日の興奮冷めやらず、帰宅後聴いたのはホロヴィッツの愛弟子バイロン・ジャニスの弾くラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。伴奏はドラティ指揮のミネアポリス響による1960年のマーキュリー録音で、手持ちは「20世紀の名ピアニスト」シリーズの第51巻CD2枚組。
家に数あるこの曲の演奏のうち、ジャニスの録音を選んだのは、昨日海瀬さんがアンコールで弾いたプロコフィエフのトッカータがカップリングされているという単純な理由のみ。
稀代のテクニシャン、ジャニスの黒光りするような艶の有る音と、華麗なテクニックを楽しむ一枚。だがトッカータは、海瀬さんの鮮烈な演奏と比べるといささか大人しい印象だ。
ハンガリーのジョルジュ・シャーンドルの演奏も聴いてみる。
FSMから出ているプロコフィエフ・ピアノ作品全集6枚組LPから。
味のある演奏だが、こちらも物足りない。
昨日、「渋谷レコファン」で何枚か購入。ここは500円以下のB級中古LPの在庫が都内でもピカイチのお店。このところ音盤購入は控えていたのだが、ついつい足が向いてしまう。
若き日のプレヴィンがイギリス室内管を振った「劇場支配人」全曲米RCA盤。ソプラノはバーンスタインのマーラーで可憐な歌声を聴かせたグリストが歌っている。
ブゾーニの作品を中心とする4手ピアノのための作品集ノンサッチ盤。ブゾーニ編によるモーツァルトの「幻想曲」、ベートーヴェンの「大フーガ」の4手編などが入っている。
ハンガリーの指揮者、ジョルジュ・レエールがハンガリー国立管を振った、ブラームス、リストのハンガリーにちなんだ曲を集めたパーラメント盤。
中学時代に実演を聴いたガッゼローニの吹く、ボッケリーニ、バッハのソナタなどのアンジェリクム原盤によるキング盤。カップリングされている「シランクス」は当日アンコールで演奏された。思い出の曲。
イーレク指揮ブルノ国立フィルによるマルティヌー・オペラ管弦楽曲集スプラフォン盤。
そしてコンラートとリンデのブロックフレーテ、ヴィンシャーマンのオーボエらが加わった、テレマンの「パルティータ集」ベーレンライター原盤による日本コロンビア盤などなど。いずれも380円以下のコーナーから。
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