アメリカン・ホルンカルテットの協奏曲集
今日はアメリカン・ホルンカルテットの吹くホルン4本のための協奏曲集。シューマン、ヘンデル、テレマンの協奏曲にハイドンの交響曲第31番「ホルン信号」のカップリング、伴奏はD.ヴィシュニエフスキ指揮するシンフォニア・ヴァルソヴィアというポーランド勢を起用したNAXOS盤。
シューマンのコンチェルトシュトゥックは、学生時代に伴奏をオケで吹いたことがある思い出の曲。ソロ部分に要求されている超絶技巧に対して、伴奏オケパートは極めてシンプルだった。ヘンデルの協奏曲ヘ長調は、第一楽章が「王宮の花火の音楽」の序曲をそのまま4本のホルンとオケ用にアレンジしたもの。
均質レベルの4人のソリストの妙技が聴きもの。伴奏は線が細く、シューマンは他の競合盤と比べると聴き劣りがするが、爽やかなハイドンはなかなか良い。
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