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2007年6月 1日 (金)

グランド・キャニオン初見

今日から6月。ここで潜在化していた仕事上の問題点が一挙に噴出した一日。朝は良い天気だったので本日バイクで出勤したが、帰宅しようとした9時過ぎから突然雨が降り始めた。yahoo天気予報の雨雲の動きでは、その時間帯は沼津上空のみ雨雲。・・・ついていない一日。

昨日の練習は、秋のファミリーコンサート向けのプログラムの初見大会だった。「美しき青きドナウ」「カルメン」前奏曲、「威風堂々」など、おなじみの曲目が続き、後半は「トトロ」、そしてグローフェの「グランド・キャニオン」。

「グランドキャニオン」は初めて演奏したが、随所で出てくる聞かせ所をしっかり押さえるのがポイントのようだ。「嵐」の後半はフォルティシモの連続で体力的にもキツイ。これはヘタすると単なる騒音の羅列に終わりそうだ。
全曲通して35分。この種の音楽を聴き手を飽きさせず演奏するのは至難の技だ。実演で聴く機会が少ないのも判るような気がする。

P1010063 定演のDVDが出来てきた。自画自賛ではないが、なかなか良い。曲の難易度がそのままに結果に出ているというのが正直なところだが、冒頭の「悲劇的序曲」など、荒削りながら雄大な出来。ブラームスの重厚さも良く出ている。

ブラ4も第6回定演の時とは格段の差。横島先生の曲への共感がそのままストレートに出た演奏だ。両端楽章後半の盛り上がりなどなかなか興奮させられる。
ただしホルンセクションは、パートとしてのまとまりがいまひとつ。これは今後の課題となりそうだ。

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