マッケラスのラモー
木曜のオケは小ホールで秋のファミリーコンサートの曲目「トトロ」と「グランドキャニオン」。狭い練習室と異なり、のびのび演奏できるのがありがたい。出席率も良く、本番同様の効率の良い練習が続く。「トトロ」のオーケストレーションがアンダーソンの曲に似ているのが話題となる。
そして金曜は、不思議な縁で繋がっていた4人のメンバーで三島で飲み会。各々全く関係ない所で付き合いがあったのが、ちょっとしたきっかけでそれぞれ共通の付き合いがあることが判明。今回の飲み会の実現となった。
一次会は三島駅の菰池近くの割烹「はちまき」。暖かで洗練された雰囲気の良い店だ。囲炉裏風の落ち着いた空間で会話も弾む。そして二次会はすぐ近くのマンション一室のプライベートバー。
とても外からはバーには見えない佇まいに驚かされた。火曜、金曜のみの限られたお客のためだけのお店。美人でクレバーな二人の女性とおいしいお酒。ちょっと良い気分となり、めったに歌わないカラオケまで歌ってしまった。帰宅は日付が変わるちょっと前。久しぶりの楽しい、はな金。
ほろ酔い気分で聴いたのは、サー・チャールズ・マッケラス指揮のロンドン響によるラモーの「カストールとポリュクス」とグルックの「オルフェオ」の二つの管弦楽組曲、独フィリップス盤LP。いわゆるモダンオケによる一昔前のスタイルだが、マッケラスの手際の良い指揮とロンドン響の引き締まったアンサンブルの隙のない名演。
いずれもモットルによるモダンオケ用の編曲があるが、このマッケラスの演奏は異なる独自の版を使用しているようだ。録音当時の研究成果を取り入れたマッケラスこだわりの録音。
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