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2007年7月23日 (月)

ケーゲルのシベリウスとグリーグ

蒸し暑い「大暑」の週明けとなった。、夜から再び雨。

今日は、ヘルベルト・ケーゲルのシベリウスとグリーグを聴いた。
ケーゲルはN響にも客演しているが、CD初期にレーザーライトレーベルから出ていた格安のベートーヴェンの交響曲全集によって一躍有名になった。この全集の一般的な評価はあまり芳しくなかったように記憶しているが、これはスコアのデータ付きのCDでも出ていて、パソコンで再生すると演奏とスコアがシンクロして再生されるのが面白くて購入していた。
演奏も衒いのない重厚で恰幅の良い演奏揃いだった。特に「エロイカ」が良かった。

P1010132 今日聴いたのはレーザーライトの音源を1995年に日本コロンビアがCD化した「ロマンティック管弦楽名曲集」。バーバーの「アダージョ」で始まり、マーラーの交響曲第5番の「アダージェット」で終わるなかなか考えた選曲。
ここでケーゲルは、シベリウスの「悲しきワルツ」、グリーグの「二つの悲しき旋律」とグルックの「精霊の踊り」を担当している。オケはドレスデンフィル。

幾分鳴りの悪い渋い響きのオケの音色がこの手の音楽にはうまく合っているようだ。体温はあくまでも低く、醒めた目で冷静に進めているケーゲルの指揮はロマンティックさよりも痛々しささえ感じさせる。直前がジェフリー・サイモンの楽天的な演奏なのでなおさらだ。
最後のI.フィッシャー&ブタペスト祝祭管のマーラーは、その点安心して音楽に身を任せて聴ける名演だ。

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