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2007年7月22日 (日)

プシホダのドヴォルザーク

昨日から降り続いた雨も朝早くには上がった。明るい日差しの中、このところ鳴りを潜めていた蝉が鳴き始めた。今日は家の近くにある地蔵尊の祭典の日。

500年ほど前の大雨の日に、どこからともなく流されてきたという地蔵を祭ってある地蔵堂の前には、地元町内会の屋台が狭い道幅一杯に並びかなりの賑わいだ。
ふだんあまり顔を合わすことのない人たちの貴重なコミュニティの場となっている。

P1010122 今日はチェコのヴァイオリニスト、ヴァーシャ・プシホダの弾く、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を聴く。A Classical Recordから出ているCDで、ケンペン指揮のベルリン国立歌劇場管の伴奏による1943年録音のSP復刻。カップリングは同じケンペン伴奏によるジョコンダ・デ・ヴィトーによるブラームスのヴァイオリン協奏曲の1941録音。

身を摺り寄せてくるようなプシホダ独特の女性的な音が印象的。この種の音は他にあまり類がない。妖艶な第2楽章などなかなかのものだ。
技巧がしっかりしているので、線の細さは感じられない。期待したケンペンの指揮は意外と元気がない。針音を完全に除去してしまった復刻のためだろうか。ヴァイオリンは比較的しっかりとした音だが、時折り音がプツプツと途切れるような瞬間が散見される。
ヴィトーのブラームスは意外と平凡。

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