神尾先生との初練習
猛暑続く。仕事は7月のオーバーヒートが崇り8月に入りいささか中だるみ気味。体調は悪くないが仕事中に眩暈が少々。冷房の噴出し口がデスクの側にあり体が冷え気味だ。
明日から月曜まで盆休みを取り体調を整えよう。
昨日の練習は、小ホールで秋のファミリーコンサートの沼津公演を振っていただく神尾昇先生との初顔合わせ。毎度30分遅刻の到着。ロビーでウォーミグアップ後「グランドキャニオン」の途中から参加する。
異なった指揮者で1月足らずの間を置き、全く同じ曲目の演奏会を行うという今回のコンサート。どうしても二人の指揮者を比べてしまうが、音楽造りが異なるので、正直オケも途惑い気味だ。出てくる音楽は全く異なるものになりそうだ。
神尾先生とは初めてなのに、まるで以前からずーと沼響を振っていたような雰囲気だ。指揮者も団員もリラックス。既に海外でのコンクール経験も有り、オケとのコミュニケーション造りも手慣れているようだ。
「グランド・キャニオン」に引き続き「威風堂々」第一番。こちらは要所要所を押さえる軽いジャブを応酬の趣。
「威風堂々」は久しぶりだが、どうも今回の使用楽譜に問題があるようだ。さすがに神尾先生は速度記号の欠落を鋭く指摘されたが、自分にはパーカションパートにもかなり落ちがあるような気がする。
そして最後は「美しき青きドナウ」。ここで先生は、ウィーン独特のウィンナリズムと普通のきっちりとした三拍子を小節毎に細かく分けて演奏するように指示。これは新鮮な驚きがあった。これからの練習が楽しみになってきた。
沼響のHPの聴き比べコラム「ブラームスの4番を聴く」に、ブラームスの盟友シュタインバッハに教えを受けたフリツ・ブッシュの演奏の感想をアップしました。連載29回目
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コメント
ブッシュの演奏、素晴らしいです。
2番やウェーバー『魔弾の射手』序曲なんか聴きました。早く死んでしまったのが残念です。
投稿: サンセバスチャン | 2007年8月13日 (月) 09時33分
ブッシュの録音は、数が少ないうえにマイナーレーベルのものが多くてあまり知られていませんが、
すごい実力者ですよね。
ブラームスの2番と「魔弾の射手」序曲が入っている「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズの2枚組CDは私も愛聴しています。
投稿: 山本晴望 | 2007年8月17日 (金) 08時08分