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2007年8月16日 (木)

フルネのグノー「ロメオとジュリエット」

昨晩はあまりの蒸し暑さのためよく眠れず、本日寝不足気味。今日もあい変らずの暑さで熊谷で観測史上初の40.9度。
夜はにわか雨が有り、昨晩よりは多少過ごしやすい。

昨日は毎年恒例となった高校吹奏楽部のOBバンド演奏会の日だった。
今年も「アルメニアンダンス」や「ディスコキッド」など懐かしい曲を演奏する予定で、練習もしていたのだが、どうしても抜けられない「会議」が入ってしまい、痛恨の不参加となってしまった。
本日指揮をした後輩と偶然会うことが出来、盛況だった演奏会の様子などを聞いた。80名を超える大所帯での演奏となり、非常に盛り上がったとのこと。来年はなんとしても出るぞ。

夜は、昨日ヨーロッパ旅行から帰国した弟から、今年のザルツブルク音楽祭の様子などを聞く。今年のザルツブルクは気温が低かったようだ。ザルツブルク音楽祭最後の出演となるドミンゴの「スペイン歌曲の夕べ」などを聴いたという。

P1010157 今日は、ジャン・フルネが指揮したグノーのオペラ「ロメオとジュリエット」全曲を聴く。
イタリアのBellaVoceから出ているCDで、1966年にオランダ放送フィルを振った演奏会形式上演のライヴ録音。
歌手はフランスのテノール、ヴァレンゾとオランダのソプラノ歌手スポーレンベルグらが出演。ビゼーのオペラ「真珠採り」抜粋がカップリングされている。

このオペラは「ファウスト」と並ぶグノーのオペラの代表作だが、全曲を聴いたのは初めて。演奏の良さもあるが、ドラマティックで美しい旋律に満ちていて、筋がわからなくても充分楽しめた。バッハを思わせるフーガが展開する短い前奏曲も良い曲だ。

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