M.アンドレのツヴィッカウ交響曲
連休三日目だが、先日の火報誤報騒ぎの検証のため出勤。原因はすぐに判明。その後2時間ほど仕事をし帰宅。
午後から空模様は怪しくなり小雨がパラついてきた。
今日はシューマン未完の交響曲ト短調。通称ツヴィッカウ交響曲と呼ばれているシューマン若書きの2楽章の作品。演奏はこの曲の発見者マルク・アンドレ指揮のミュンヘンフィルによるBASF原盤のティチクの国内盤LP。この曲の初録音。一年前にヤフオクで落としたLP.
シューベルトのグランデユオの編曲交響曲や、トシュマロフ版「展覧会の絵」などの録音がある珍曲路線のアンドレだが、祖父の遺品から自ら発見した作品だけあって、緊張感のある引き締まった良い演奏だ。
若書きの作品とはいえ、後の作品に共通するシューマンの響きがしっかり聞こえてくる。
シューマンのオーケストレーションは未熟だとよく言われるが、正直なところ自分にはどこが未熟なのか良くわからない。
カップリングは「序奏、スケルツォとフィナーレ」、こちらも堂々とした良い演奏だ。
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コメント
こんばんは。
アンドレーエといえば、かつてスイス・イタリア語放送管の指揮者だったころFMで結構放送されていて、なかなかの指揮者だった記憶がございます。N響と展覧会の絵をやった際も「実はピアノ版が一番好きだ」と言っていました(笑)
投稿: クライン | 2007年9月25日 (火) 19時50分
クラインさん、こんにちは。
アンドレ&N響の「展覧会の絵」は私もテレビで見ました。
テレビで見るアンドレは意外と若くてキビキビとした音楽運びが印象に残っています。
投稿: 山本晴望 | 2007年9月27日 (木) 07時31分