ドウアットの「悲しきワルツ」
9月も下旬となり朝晩涼しくなった。職場の冷房も控えめに調整。
仕事は次第に加速状態。10月は中盤に外部のお偉方を招いた三日連続の大きな会議を控えてほとんど休日なしの状態だ。
今日はフランスのローアン・ドウアットのシベリウス・アルバムを聴いた。仏ムジディスクの外盤LPで、「フィンランディア」「トゥオネラのレミンカイネン」「悲しきワルツ」「恋人」の4曲。
オケはルクセンブルク放送響。
おそらく入門者向け低予算路線一発採り録音。オケの響きも薄くアンサンブルも粗いが、勢いのある一筆書きの趣がありなかなか味わい深いアルバム。
ほの暗き叙情の炎がチロチロ揺れる「悲しきワルツ」と爽やかな「恋人」との対比が面白い。
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