中丸三千繪ソプラノ・リサイタル
雨のち晴れ。巷は三連休だが職場にテレビ局の取材が入ることになり出勤。日テレ系全国ネットのニュース番組ということで、二時間ほどの取材とのことだったが、インタビューその他で結局午前中すべてつぶれてしまった。
夜は沼津楽友協会秋のコンサート、中丸三千繪ソプラノ・リサイタルに行く。さすがに著名人だけあって、小ホールはほぼ満席。
曲目はヘンデルの「リナルド」から始まり、「アヴェマリア(カッチーニ)」、ドヴォルザーク、ドニゼッティ、シャルパンティエ、中田喜直と越谷達之助の歌曲をはさんで、ヴェルディ、カタラーニ、ベルリーニのオペラアリアの数々。
最初のヘンデル、カッチーニあたりは手探り状態だったのが「アンナ・ボレーナ」あたりからしだいに興に乗り始めた様子。ダイナミックレンジの広い太めの声でたっぷりと歌い上げていく。
中でも得意の「ルィーズ、その日から」は圧巻。後半の「椿姫」、「ワリー」、「ノルマ」からのおなじみのアリアも貫禄の歌唱。
ピアノは菊池真美さん。美しい音色と最上の形で歌を引き立てていく実に見事な伴奏で、まさにプロ中のプロのお仕事。
パヴァロッティに教えを受けた中丸さんが、最後にパヴァロッティの思い出を披露しながら歌い上げたアンコールは実に4曲。
パヴァロッティからレパートリーに入れるように強く勧められたというプッチーニの「燕から、ドレッタ」、映画「ニューシネマパラダイス」、「カヴァレリア・ルスティカーナからアヴェ・マリア」、最後は「ジャンニ=スキッキから私のお父さん」。
久しぶりに聴き応えのあるオペラアリアをたっぷり堪能した一夜。
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