コリンズのディーリアス
昨日は大ホールでオケの練習だった。多忙な生活の中の重要なアクセント。曲目は中西先生の指揮で「カルメン」「威風堂々」そして「グランドキャニオン」、最後に「トトロ」の終曲。
いつものことながら遅れて到着すると会場ではすでに「威風堂々」が始まっている。
客のいない残響豊かなホールでの練習は吹いていて気持ちが良い。一週間で急にうまくなったような気分。
オケのメンバーも「グランドキャニオン」の合わせのコツがようやく飲み込めてきたようだ。鳴りがずいぶんと良くなった。
仕事はかなりピンチの状態だが、さほど気にならないのは根が鈍感なのが幸いしているのかも。ここ数日食欲旺盛、良く眠れている。
今日はシベリウス交響曲全集の名演で知られるイギリスのアンソニー・コリンズのイギリス音楽を聴いた。
聴いたのはDECCA音源によるBELARTのCDで、「夏の夜」「楽園への道」その他のディーリアスの管弦楽曲5曲を収めたCDと、同じくBELART盤でヴォーン・ウィリアムスとエルガー。
オケはディーリアスがロンドン響でV.WとエルガーはNew Symphony Orchestra of Londonによる1953年録音。
感情を排した端正で明快な演奏。中でもクールでありながらロマンティックさにも欠けないディーリアスは素敵な演奏だ。モノラルながら録音も良い。
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