チェコフィル八重奏団
今日から10月。午前2時過ぎに突然の大きな地震。突き上げるような激しい縦揺れに思わず飛び起きる。震源地は箱根で震度5強とのこと。
自然と今でも火山性の亜硫酸ガスを吹き上げている箱根大涌谷の光景が頭に浮かんだ。大涌谷名物の黒ゆで卵に思いは流れ朝食はゆで卵を食べた。
職場で今月の会議の資料を整えた後、夜はチェコフィル八重奏団の演奏会に行く。
毎年ウィーンフィルやベルリンフィルのメンバーを招いている沼津法人会青年部が主催のチャリティコンサートで、今年はチェコフィル。
曲は、ベルワルドの大七重奏曲から始まり、ドヴォルザークの伝説曲第3番、スラブ舞曲から2曲と最後にシューベルトの八重奏曲というもの。
スウェーデンの作曲家ベルワルドの曲を実演で聴くのは初めてだ。弦楽器各一人にホルン、クラリネット、ファゴットの編成。
ドイツ的なロマンティックな曲想に微かに漂うローカルなティスト。ヴィヴラートたっぷりのチェコフィル独特のクラリネットソロが第2楽章で仄かな哀愁を感じさせてなかなか良い。
次のドヴォルザークはアンコールの「ユモレスク」も含め、彼らの音楽という強みを感じさせるものだが、意外とすっきり速いテンポで仕上げていた。現代風のインターナショナルなドヴォルザーク。
緊密なアンサンブルで聴かせるシューベルトも見事なものだが、後半ではさすがにホルンは疲れた様子。
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