シモン・バレルのショパン
10月でピークを迎えた仕事の忙しさはそのまま恒常的となりつつあり、泥沼状態。夜は交通事故の相手方の父親が保険屋を伴いやってきた。家内と娘の病院通いは続き車は全損、といったこちらの状況を直に伝える。重苦しい雰囲気で会話も進まず30分あまりで会談終了。
今日はシモン・バレルの弾くショパンとリストを聴く。ショパンのバラードとスケルツォ、リストの「グノーのファウストよりのワルツ」などのレミントンのモノラルLP。
ライヴで聴かれたバリバリと弾きまくる演奏とは異なり、じっくりと腰を落ち着けた詩情豊かな演奏。バレルの意外な一面を垣間見た一枚。
先日東京の息子さんの所に身を寄せるという、ご近所のお年寄りから古いレコードを多量に譲り受けた。その中のクラシックLPの大部分はすでに所有しているものばかりだし、自分が聴きそうにもないダンス音楽なども数多く、お断りするつもりだったのだが、あまりにも熱心に懇願され、お年寄りの家の片付けを手伝いながら少しずつ自宅に運んでいる。 ひたすら増殖する未聴盤の数々。
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