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2007年11月11日 (日)

PTAの奉仕作業、そして・・・

時々雨がぱらつく曇り空の中、今日は中学校の奉仕作業から始まった。眠たい目をこすりながらスコップを担ぎ娘の通う中学校に向かう。既に校庭には父兄が数百人ほどが集まっている中、役員さんの説明が始まった。

自分の地区はグラウンド横の側溝の泥すくいが担当とのこと。直線距離で200メートルほど続くコンクリート製の重い蓋で覆われた側溝を見て、運動不足でメタボ気味の皆はげんなり。

さっそく重い蓋を持ち上げる作業を始めたところ、ウンとふんばった拍子に、キチキチの作業ズボンのお尻の部分がビリリと破れてしまった。幸い誰も気が付かなかったようなので、ジャンパーを腰に巻きながら作業を続ける。

P1010056 作業はお昼前に終わり、帰宅後聴き始めたのはリヒターの「ゴールドベルク変奏曲」。バッハ大全集収録のアルヒーヴへの録音だ。

聴きはじめてすぐに買い物に出かけていた家内の携帯から慌てた声で電話が入った。なんと信号待ちで停車していたところ追突されてしまったとのこと。

とにかくおっとり刀でバイクにまたがり現場に急行すると、救急車が3台も止まっていて唖然。車4台が関係した大事故だった。家内の車は後ろから2台目で車の前後が完全に潰れている。

車の横で立ちすくむ家内と娘を見て二人とも無事だったことにひとまず安心する。加害者の乗った外車は前部が完全に大破。運転していた若い娘はどうやら脇見運転をしていたらしくブレーキを踏まずに激突したようだ。

車の状況からして相当な衝撃だったはずで、後部座席に座っていた娘が無傷だったのは奇跡に近い。ただムチ打ちの可能性が大きいので、すぐに救急車に乗せ救急病院に向かわせた。                            

現場検証の後、車に乗り込むとなんとか走れることが判った。エンジンと足まわりは無事のようだ。そのまま運転をして周囲のドライバーが驚きの目で見る中、旧知の修理工場へ向かう。車を見てもらったがこれは買い換えた方が良いとのこと。

これは大変なことになってしまった。何事もない日常がいかに大切かを思い知らされた一日。

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