フィストラーリの「オーロラの結婚」
昨日からの雨は早朝上がる。本日から年末年始の休みとなり、お墓の掃除の後に床屋に行きながら年末の買出し。年賀状も出し終わり部屋の掃除などをしているうちに、慌しく一日が終わる。
今日聴いたのは、チャイコフスキーのバレエ「眠りの森の美女」をディアギレフが手際よくまとめた「オーロラの結婚」。バレエ音楽の権化、フィストラーリ指揮のパリ音楽院管によるロンドンの10吋盤。
同曲にはストコフスキーの録音もあるが、フィストラーリはパリっと引き締まったスリムで小粋なところが魅力の演奏。パリ音楽院の艶のある響きも嬉しい名演。
もう一枚は、スッガーマンの弾き振りで、ハイドンのヴァイオリン協奏曲第一番と協奏交響曲の独グラモフォンLP。ヴァイオリン協奏曲としては地味な曲を手際よくまとめた好演だ。
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