スメターチェクのオペレッタ序曲集
ここのところ休みが不規則になり一週間の感覚が狂ってきた。今日も仕事で、今月から始まる一大プロジェクトの打ち合わせ有り。他人の立ち上げたプロジェクトだが膨大な予算をつぎ込み作成した初期の段階の計画が非常に杜撰で全く気乗りがしない。
内容を組み替えた計画の修正をしなければ、とても成功は覚束ない。だがこれからは自分が中心となり進めなければならない。
こんな時はせめて明るい曲を聴こう、ということでオペレッタ序曲集を聴く。聴いたのはスメターチェク指揮するプラハ響の「オペレッタ序曲集」。
スプラフォン原盤の日本コロンビア盤で「チェコのカラヤン」といったおよそスメターチェクの芸風に似つかわしくない譬えで売り出されていた頃の録音。
「天国と地獄」「メリー・ウィドゥー」「こうもり」「美しきガラティア」といった有名曲中心にチェコの作曲家ネドバルの「モデスト・バルバラ」で締め括るのがスメターチェクのこだわりだろうか。ここでもスメターチェクはきっちりと生真面目に純音楽的な音楽を聴かせてくれる。
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