菅沼武治著「六十歳のボストン留学挑戦記」
穏やかで暖かな休日の土曜日。今年も畑の片隅の檸檬がたくさんの実をつけた。
樹齢15年ほどのこの檸檬は、3年前までは全く実をつけることがなかったが、3年前の夏のある日、母が檸檬に向かって「今年、実が生らなかったら、切っちゃうからね」と言ったところ。その年の暮れから100個以上の実をつけるようになった。不思議なこともあるものだ。
今日は先日いただいた菅沼武治さんの「六十歳のボストン留学挑戦記」(文芸社)を読んだ。菅沼さんは大学の同窓でもあり、5年ほど一緒に仕事をしたこともある尊敬する先輩だ。
退職の際の送別会で「来年からアメリカへ行ってくるよ」と本人から聞かされ、それがボストン大学への留学だと判り仰天したことを今でもはっきり覚えている。
本書は、20代の留学生達の中で、「中年の夢」を実現するために悪戦苦闘する60代の著者の汗と涙の記録。読んでいてどこかユーモラスなのは菅沼さんの人柄だろう。
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