シェッファー、クルツのモーツァルト
昨晩夜更かししたため本日目覚めたのは9時過ぎ。午前中は青空の広がる良い天気だったが午後から雲行きが怪しくなり、夕方からみぞれ交じりの冷たい雨となった。
朝が遅かったために貴重な休日が無為無策のうちに過ぎていく。訪ねて来た弟と甥の相手をしながら一日が終わる。
今日は女流フルーティスト、エレーン・シェッファーのモーツァルトを聴く。東芝EMIの廉価盤LPセラフィムシリーズのLPで、かつて多量に出回っていたもの。
LP時代はあまり注目することのなかった演奏だったが、最近クルツの指揮するモーツァルトということで気になり始めた。シェッファーはフィラデルフィア菅のキンケイドに師事し自身もフィラデルフィア菅で吹いていた。この録音のほかはメニューインの指揮するバッハの管弦楽組曲が同じシリーズから出ていた。
確かな技巧と清楚な雰囲気のフルートソロは好ましく感じるものの、もう少し自己主張があっても良いと思う。知的にすっきり整えた伴奏のクルツはさすがに見事だ。
沼響のHP「ブラームスの4番」を聴く、にシュミット=イッセルシュテット最後の演奏会ライヴの感想をアップしました。連載41回目。
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