パイヤールの水上の音楽
寒い日が続き明日の日曜からは雪が降るかもしれない。本日も一日仕事。
仕事帰りに寄った楽器屋で雑誌や音楽書をパラパラ立ち読みしているうちに月刊誌「ショパン」が目に付いた。
特集は「2008年注目の邦人若手ピアニスト大集合」で今注目の気鋭ピアニスト8人による座談会というもの。この中に沼響と共演した海瀬京子さんの名を見つけて嬉しくなった。カメラ目線の撮影もだいぶ慣れたようだ。
今日はパイヤールの「水上の音楽」。ピリオド楽器全盛の今日、ほとんど忘れられたような存在のパイヤールだが、自分がクラシック音楽を聴き始めの頃、バロック音楽と言えば、パイヤール、イ・ムジチ、レーデル、ミュンヒンガーといったところが定番だった。
2種あるパイヤールの「水上の音楽」のうち再録音を聴いた。トランペットのアンドレやオーボエのシャンボン、ホルンのガルサン・マルーなどの往年のフランスの管楽器の名手達を揃えた豪華な演奏。カラフルで華やかな今聴いても十分通用する名盤だ。手持ちの中からフランス・エラートのSTU規格のLPで聴いたが、最良の状態のアナログ録音の芳醇な響きを堪能。
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