ソンドラ・ビアンカのショパン「ワルツ集」
昨日は所用で東京へ出かけた、行きがけに職場に寄りシステム更新の日程の軽い打ち合わせをSEと担当相手に済ませ沼津駅へ向かう。昼過ぎには所定の用事は全て終了し、久しぶりに御茶ノ水「ディスクユニオン」を覗くことにした。お店の中は変わりばえしないものの、CDの在庫が減ったような印象だ。
買取20%アップ中ということで持参したCDとDVD10枚ほどを処分。ネット通販とオークションで間に合うCDにはあまり関心がなく、さっそくLPの新入荷コーナーをパラパラと漁ってみる。よほどの貴重品以外LPの値段は安値安定の傾向のようだ。
数枚引き出した後420円均一コーナーへ場所を移す。自分がレア盤だと思っていた音盤何枚をそこで見つけ複雑な気分。
そんな中で手に取ったのは、かつて指揮者ハンス・ユルゲン=ワルターとのコンビで多量の廉価盤が出回っていた女流ピアニスト、ソンドラ・ビアンカのショパン「ワルツ集」MMS盤。イギリスの作曲家アイアランドの管弦楽曲集、ボールト指揮のLyrita盤。
K.コルト指揮のポーランド勢による「メサイア」全曲の4枚組LP、ポーランド国内仕様MUZA盤。そしてM.ヤノフスキ指揮ロンドン響によるワーグナーの初期の作品を集めた秘曲集。国内EMI盤。
ハンスバーガー指揮のイーストマンウインドアンサンブルによる、O.リード、サリナック、ニクソンの作品。これは有名なフェネル指揮のマーキュリー盤とは全く異なるMCA音源。
今回はイタリアの名匠プレヴィターリの録音を数枚。
Ricordiから出ているロッシーニ歌劇序曲全集2枚組に続き、ラヴェルの「マメールロア」組曲、チェリビダッケ若き日のプロコフィエフとのカップリングのRCAブルーバード盤。
フレスコバルディとペトラッシの作品を振ったデッカ盤などなど。
他にマスネ、エック、ルーセル、ドビュッシーの組曲作品ばかりを集めたヴァレーズ・サラバンド盤。音源はウラニアとの記述があり、ルーセルとドビュッシーはチェリビダッケの戦時中放送録音。ジャケットが痛んでいるために格安。
その他20枚余りを購入したところ、ディスクユニオン製作だというデッカ音源のシューリヒトのブラームス交響曲第2番のLPをいただいた。
帰りは17時33分新宿発沼津行きの小田急「あさぎり」に乗車。松田を過ぎたあたりから乗客がめっきり減り、広い車両には自分ひとり。
沼津は細かな雨。ずしりと重いLPを持ったまま再び職場に戻り後9時過ぎに帰宅。
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コメント
御茶ノ水、もう1年くらい行っていないように思います。
店内を想像しながら、自分も中古LPを漁っている気分で読ませていただきました。
3月に1週間ほど川崎勤務になるので、時間があれば渋谷レコファンBEAM店か、御茶ノ水DUに行ってみようかなぁ~
でも最近ステレオアンプのPHONOイコライザーの接触不良で、修理も考えていたりするし、場所の問題もあってあまりLP増やしてもなぁ~などと現実的な問題で音盤購入意欲が衰えております。 老化も進んでいるのかも・・ 山本さんを見習わなくては(^^;; ではでは
投稿: 安田裕隆 | 2008年1月31日 (木) 13時05分
私も御茶ノ水DUは半年ぶりくらいです。
CDの在庫が一頃より減ったのが気になります。新品のCDが格安で出回るようになって、ネットオークションも盛んなご時世で、中古CD販売は商売として難しいのかもしれません。「ハンター」の末期を思い出しました。
LPは安かったので、ついつい買いすぎてしまいました。(^^;
渋谷レコファンにも足を伸ばそうと思ったのですが、LPが重く感じられてやめにしました。
やはり年ですね。
投稿: 山本晴望 | 2008年1月31日 (木) 22時56分