デーヴィスのベルリオーズ、テ・デウム
昨日は沼響の新年会。いつもは一月の第一週の土曜日だが、今年は団内のアンサンブル大会に合わせたため遅い新年会となった。長泉町のベルフォーレでおこなわれたアンサンブル大会は、芸達者の沼響の面目躍如の楽しいものだったらしい。自分はかつての上司との約束がありアンサンブル大会は欠席。宴会のみの参加。
新年会会場はいつもの「越前屋藤助」で安い会費でいつもながらボリューム満点の料理。新しいメンバーも増え益々盛況でめでたいかぎり。
楽しい一晩の後は本日出勤。コンピューターシステムの更新資料に目を通し、週末東京から専門家を招いておこなわれる審査会のために業者から提出されたプレゼン資料をチェック。さらに同時進行のもうひとつの会議の欠席委員へ電話連絡と御意見聴き取り。
日常の業務のほか3つの重要なプロジェクトを同時進行させる重要な一週間がいよいよ始まる。
仕事をしながらも耳の中には、先日視たローマ歌劇場の「トスカ」第一幕のテ・デウムの音楽がまだ鳴っている。
帰宅後聴いたのはベルリオーズ振りとして有名なC.デーヴィスの指揮によるベルリオーズの「テ・デウム」。
1968年のロンドン響との録音でADFディスク大賞受賞盤のフィリップスのLP。デーヴィスは後にドレスデン・シュターカペレを振り再録音をおこなっている。
巨大な編成のあまり密度の薄い演奏になりがちなこの作品を、デーヴィスは極めて精緻にまとめ上げている。
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