ド・ペイエのクラリネット
今日は貴重な休日だが、お昼前から親戚の法事。100年ほど前に分かれた家なので、親戚付き合いは絶えているのが普通だが、同じ町内ということもありずるずると続いている。今後も続くのだろう。
お昼は国道414号沿いの「荒磯市場」。新鮮な魚介類が売りのお店で、伊豆帰りの観光客の車が数多く停まっていた。ひらめの刺身その他の豪華な昼食。ビールも入りほろ酔い気分で2時過ぎに帰宅。昼間の酒はよく廻る。いささか飽食気味。
今日はイギリスのクラリネット奏者、ジェヴァーズ・ド・ペイエを聴いた。英オワゾリール原盤のLPで、ド・ペイエが未だロンドン響の首席奏者時代の録音。曲は、ウェーバーの二重協奏曲、フローラン・シュミットの「アンダンティーノ」、ドビュッシーの「小品」、ベンジャミンの「ラヴェルへの墓」、マルティヌーの「ソナタ」ほか、というもの。ピアノはC.プレディー。
メロウな音色と着実なテクニック、曲目も変化に富んでいて非常に楽しめた。「ジャマイカン・ルンバ」で知られるベンジャミンの曲は、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」のパロディーのような曲。この中では10分弱の小曲ながらマルティヌーのソナタの美しさが印象に残る。
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