ムーアを讃えて
気温は再び下がり風も強し。昨日暖かだったのでバイクで出勤したのがまちがいであった。午後10時前に仕事を終え、夜道をバイクで走らせたものの後輪がパンク。しかも横風が強く危うく国道上で転倒するところだった。
昨日、仕事帰りにちょいと覗いた渋谷レコファンで中古LPを購入。100円均一コーナーはさすがに手は出さなかったが、380~980円で玉石混交ながら食指が動くものは何枚かあった。
エサ箱からまず取り出したのは、名伴奏者「ジェラルド・ムーアを讃えて」。これは名伴奏者ムーアの70歳の誕生日を記念して、ジャックリーヌ・デユプレやバレンボイム、メニューイン、フィッシャー・ディースカウ、ロスアンヘレスらEMI専属だった超一流アーティストたちが忙しい時間をやりくりして録音した演奏を集めたアルバム。
「エレクトラ」や「サロメ」でドラマティックな歌唱を聴かせたインゲ・ボルクのイタリアオペラからドビュッシーまでの作品を集めたオペラアリア集。米ロンドン盤。得意のR.シュトラウスはあえて外している。伴奏のフィストラーリに惹かれての購入だが、妖艶なボルクのジャケットに魅せられたのも事実。
リーズとメシアン国際コンクールの覇者ロドルフ・カールスのドビュッシーの前奏曲全集。今ではすっかり忘れられているカールスだが、かつて聴いたシューベルトが素晴らしかったので購入。彼のデビューアルバムだという。
そしてミュンヘンフィルの首席ホルン奏者だったG.Langensteinの吹くホルンとオルガンのための作品集。バッハ、スヴェーリンクなどの全てアレンジもの。
リムスキー・コルサコフの歌劇「モーツァルトとサリエリ」を鬼才レイヴォビッツが振った米オリンピック盤。
ウィルコックスとケンブリッジ・キングズカレッジ合唱団による「メサイア」全曲国内EMI盤。これは女声は参加せず、ソプラノソロパートもボーイソプラノの合唱で歌わせている異色の演奏だ。
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コメント
こちらに記事があったのですね。失礼しました。
ムーアは地味ですが、ソリストに愛されていたことがよく分かります。
投稿: よしお | 2018年5月19日 (土) 10時40分