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2008年3月 7日 (金)

ペルルミュテールの喜びの島

長い一週間が終わる。通勤時は快晴だったが夜から雨。仕事の終着点は見えてきたが、まだまだ苦難の道は続く。昨日の練習は終結間際の9時過ぎに譜面を受け取るために顔を出したのみ。

本日は、以前から決まっていた市主催のディスク・コンサートの解説者として出なければならず夕方職場を抜け出し市民文化センターへ向かう。

今回は「のだめカンタービレ」に紹介された曲を中心としたプログラム。幾分ミーハーだが「のだめ」効果は大きく。事前申し込みで満席状態。気を引き締め早めに準備をおこなう。

Images 内容は、諏訪内晶子の1990年チャイコフスキーコンクール2次予選の「カルメン幻想曲」に始まり、ブゾネ監督映像のペルルミュテールの弾く「喜びの島」、バリー・ダグラス&MTTによるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。

後半は「魔笛」から「夜の女王のアリア」をグルベローヴァ。そして最後にクライバーのベト7というもので、正味2時間。解説の事前準備はとても余裕がなく、完全にアドリヴ状態。それでも皆真剣に聞いてくれるのがありがたい。

Phlk5006_2 当時19歳だった諏訪内のサラサーテは完璧な出来、聴衆の熱狂ぶりもよくわかる。一転して86才の老ペルルミュテールの音はポロポロとこぼれているが、柔らかなタッチの幻想的なドビュッシー。

1986年チャイコフスキーコンクールの覇者、ダグラスの強靭なラフマニノフ。そしてクライバーの熱狂。自画自賛ではないがなかなか充実したプログラムだったと思う。自分も解説をしていて楽しかった。なかなか家路につかないお客さんといろいろな話をしているうちに終演9時。会場を出ると雨だった。

そのまま帰宅したいところだが再び職場にトンボ帰り。たちまち現実に戻され、SEから今日の作業報告を受け、明日以降の作業計画のチェックをおこなう。

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コメント

ペルルミュテールのコレクターです!お聴きになられたペルルミュテールのCDはどこのレーベルの型番は何ですか?どこで入手可能ですか?どうぞ教えてください。saya

投稿: さや | 2008年10月15日 (水) 18時02分

sayaさん。

このペルルミュテールの「喜びの島」ですが、残念ながらレーザーディスクの映像で、いまだDVDにはなっていないようです。

参考までに、レーベルはamadeoで、国内発売は日本フォノグラム。番号はPHLK5006です。時々オークションで見かけますが、今では入手困難だと思います。

投稿: 山本晴望 | 2008年10月15日 (水) 23時32分

ペルルミュテールの「喜びの島」について
ご教示ありがとうございます。
暫くPCの調子が悪くてお礼をかけませんでした。レーザーディスクのものと同じか分かりませんがYouTubuに幾つかペルルミュテールの動画がUPされていました。中にはNHK収録のモノクロ画像もありました。
あちこちのブログにペルルミュテールはテク不足とか書かれていますが、どう思われますか?
私はそんなことないと。saya

投稿: さや | 2008年11月10日 (月) 13時06分

さやさん。

指が良く回る、という点から見ればペルルミュテール以上のピアニストはいくらでもいるわけですが、ペルルミュテールの演奏に聴かれる、独特の色彩感と左右の絶妙なバランス、そしてさりげない間の取り方はとても凡百のピアニストの及ぶところではなく、いわゆるテクニック不足ということではなかったと思います。

投稿: 山本晴望 | 2008年11月12日 (水) 23時33分

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