ガウクとオボーリンのチャイコフスキー
日一日と暖かくなってきた夜から雨。本日出勤し新年度以降の人事案を作成。休日なしエンドレスの一週間はまだ続く。
今日は古いロシアの指揮者A.ガウクのチャイコフスキーを聴いた。モスクワのVISTA VERAから出ているCDで、モスクワ放送響を振った1952年から59年までのライヴ録音。
曲はヴァイオリンとオーケストラのためのワルツ・スケルツォ、ピアノ協奏曲第一番、そして交響曲第4番というもの。ヴァイオリンはL.コーガン、ピアノはオボーリンが弾いている。
いずれも今では聴かれなくなった濃厚なロシア色丸出しの演奏。このオボーリンのチャイコフスキーは必ずしもベストフォームではないようだ。執拗に繰り返される終楽章の舞曲風の主題では途中で息切れ気味となり、後半ではミスタッチ続出。
一方の交響曲は手に汗握る爆演。第2楽章のちょっとしたコブシの取り方のうまさ、テンポを自在に変化させながらぐっとタメを効かせながら上り詰めるエキサイトな終楽章など実に見事なものだ。一糸乱れぬオケのアンサンブルは唖然とするほどうまい。まるでスターリンの粛清を恐れているかのようだ。
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