本日の練習、「タンホイザー」序曲
再び雨の一日。新たな年度を向かえ新人を多量に迎えた職場の雰囲気は未だ落ち着かないが、自分の仕事は先が見えてきた。
本日テレビドラマのロケ場所として、自分の職場を使わせて欲しいとの要請があった。突然の申し出に驚いたが、メールで送られてきた企画書を見たところ、日時指定で朝から夜までの二日間。しかもこの内容では仕事に大きな影響が出そうな様子。豪華な出演者に心は動いたが、休日ならば対応可能との返事をしたところ、出演者のスケジュールの都合上調整が困難との回答にやむなくお断り。
今日はオケの練習日。今回はメインのベートーヴェンは降り番なので、2曲の序曲の練習日のみスポットで参加している。合宿も自分の予定と練習スケジュールがうまく合致しているのでありがたい。
練習会場に着くと大ホールのステージ上で「タンホイザー」の練習が始まっていた。横島先生は、ひたすら大きな音響の塊を要求。これは馬力に欠けるうちのオケの最も苦手とする分野かもしれない。定演への道のりは長い。
今日はscoraから出ているストコフスキーのモスクワライヴを聴いた。曲はチャイコフスキーの「悲愴」、「ローエングリン」第一幕前奏曲、「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死、アンコールとしてバッハ(ストコフスキー編)の小フーガト短調というもの。オケはソビエト国立響で1958年6月17日のライヴ。
ストコフスキー得意の曲ばかりだが、演奏はかなりオソマツ。おそらく満足なリハーサルの時間が取れなかったようだ。モノラル録音でよくわからないが、オケ配置もストコフスキー独特なものだったはずでオケの戸惑いがそのままアンサンブルの乱れとなって音になっている。
曲の最初にストコフスキーが大きな声で曲目をアナウンスしているのも驚きだ。反応する聴衆のざわめきも通常の演奏会とは異なる雰囲気。これは推測だが、急に決まったコンサートで、演奏会プログラムを作成する余裕もなく曲目は当日発表だったのではなかろうか。
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