Jean-Rodolphe Karsのドビュッシー
今日は3月なみの気温になってしまった。夜になり仕舞いかけていた石油ストーヴに火を入れている。こんな陽気なのに台風が接近している。ミャンマーの巨大サイクロンといい地球の気候はいよいよおかしなことになってきた。
今日はカルカッタ生まれのオーストリア人ピアニスト、Jean-Rodolphe Karsのドビュッシーの「前奏曲集全曲」を聴いた。1947年生まれ、ドワイアンとカッチェンに学び、リーズ、メシアン国際コンクールの入賞歴のあるピアニストだが、現在ほとんど名を聞かない。ネットで調べても最近の録音はディーリアスのピアノコンチェルトくらいしか拾えない。
だが、一昨年聴いたシューベルトの即興曲の演奏が非常に良く。以来気になっていたピアニストだ。このドビュッシーはシューベルトに先がけて録音されたもので、タスキにはデビュー録音と書いてあるが、実はこれ以前にメシアンとリストの録音もあるらしい。
三浦淳史氏が「夜の詩人」と名づけたカールスのドビュッシー。繊細にして美しい淡雪のような演奏だ。シューベルトほどのインパクトはないが、十分な自己主張は感じられる。
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