ドミンゴのオテロ
今日は市民文化センター主催のディスク・コンサート。解説の準備のため仕事を早めに切り上げ会場へと急ぐ。演目はドミンゴの出演するヴェルディの「オテロ」を映像で鑑賞するというもの。
当初予告では1976年のパリオペラ座のディスクのDVDにしておいたのだが、実は最後まで迷っていた。
30代のドミンゴの若々しさに捨てがたいものがあったのだが、どうも画質が良くない。
結局、開場時間前に実際の会場の大画面で確かめた結果、1992年の同じショルティの指揮によるコヴェントガーデンのLDに急遽差し替えることにした。
ショルティの80歳の誕生日を祝して開催された名舞台。51歳のドミンゴとキリ・テ・カナワの円熟した歌唱と入魂の演技に圧倒されるディスク。中でも第一幕最後の二重唱と第四幕の「柳の歌」は感動的だ。アヴェ・アリアの部分でキリが十字を切る部分のしぐさ、デスデモーナを殺害した後で完全に据わっているドミンゴの目も凄い。この名舞台を完璧に捉えたブライアン・ラージのカメラワークも秀逸だ。
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