クラシック名曲初演&初録音事典
曇りのち午後から雨。連休の合間とはいえ研修で二日つぶれ仕事ができず机上は書類の山。
職場に御用聞きに来る馴染みの書店に注文していた待望の書「クラシック名曲初演&初録音事典」(平林直哉著)がようやく届いた。
アマゾンならばさほど時間もかからずに届くのだが、注文して届くまでに2週間以上。今年3月の発行だというのに、頼んだ数日後に書店のおじいさんが品切れの短冊を持ってきたのには驚いてしまった。
この種の本は個人経営の小さな書店経由だと意外と時間がかかるようだ。
内容は期待とおりの面白さだった。古今の名曲374曲の初演時の隠れたエピソードと初録音の紹介。初録音については、できるかぎり実際の音盤を入手して書いているのが凄い。執筆開始から上梓まで10年以上かかったという労作。
沼響のHPに連載中の拙コラムのデータも、何箇所か訂正しなければならない。
さて明日は東京、「熱狂の日」音楽祭。テレビのニュースでも何度か紹介されたようだ。天気が心配だが。
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