ラングレーのオルガン即興
今週は母の入院やら部下の被災など、いろいろな出来事が集中する一週間となってきた。自分の怠惰から延び延びになっていた、今年最大の山場となる会議資料もいよいよタイムリミットだ。
今日はフランスの盲目のオルガニストにして作曲家、ジャン・ラングレーの演奏を聴いた。
ヴィエルヌの作品とラングレー自身の即興を収録したアルバム。同世代のメシアンの大宇宙を彷彿させる壮大な演奏とは異なる甘美にして宗教的な世界。
もうひとつ、ラヴェルの手がけた編曲集でレイノルズ指揮のヨーロッパ室内管によるLP。
「マ・メールロア」やドビュッシーの「サラバンド」のほか、シューマンの「謝肉祭」シャブリエの「華やかなメヌエット」といった比較的録音の少ない曲が収録されている。堅実な演奏だが、もう少しお色気とお遊びが欲しいところ。
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