クライバーの「舞踏への勧誘」
ここ数日よい天気が続く。朝、英検を受験する娘たちを送り出した後、職場に行き急ぎの仕事を片付ける。今週は母の入院もあり休暇も取らねばならぬ。仕事は出来る時に済まさねば、と思う。どうもパソコンが不調で日々の更新もままならなくなってきた。
お昼は先日の飲み会の時にいただいた「はくばく」の冷やし中華。コシのある半生麺でなかなかの美味。
今日は今回の定演で演奏したウェーバー絡みでカラヤン&ベルリンフィルのウェーバー「序曲集」を聴いた。聴いたのはグラモフォンのガレリアシリーズのLP。独プレス輸入盤を日本語解説を付けて売り出したもの。
この種の曲を振らせるとカラヤンは非常にうまい。ベルリンフィルも極上の響き。
ところがベルリオーズ編の「舞踏への勧誘」の最後になって愕然!なんと曲の最後に出てくるチェロとフルートの素敵な会話がカットされているのだ。これは明らかな編集ミス。LP末期の再発盤とはいえ、完成品をチェックしていないのがバレバレ。
お口直しに同じベルリンフィルを振ったエーリヒ・クライバーのテレフンケン盤を聴いた。1930年代のモノラルだが金属原盤からの復刻なので音は非常に良い。
ウィンナワルツ風の優雅な響きを当時のベルリンフィルから見事に引き出している。気品と風格に満ちた大指揮者貫禄の名演。
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