« カレーラス、メトの「ボエーム」 | トップページ | 新日鉄コンサート、アルヒーヴ »

2008年6月15日 (日)

クライバーの「舞踏への勧誘」

ここ数日よい天気が続く。朝、英検を受験する娘たちを送り出した後、職場に行き急ぎの仕事を片付ける。今週は母の入院もあり休暇も取らねばならぬ。仕事は出来る時に済まさねば、と思う。どうもパソコンが不調で日々の更新もままならなくなってきた。

P1010452 お昼は先日の飲み会の時にいただいた「はくばく」の冷やし中華。コシのある半生麺でなかなかの美味。

今日は今回の定演で演奏したウェーバー絡みでカラヤン&ベルリンフィルのウェーバー「序曲集」を聴いた。聴いたのはグラモフォンのガレリアシリーズのLP。独プレス輸入盤を日本語解説を付けて売り出したもの。

P1010454 この種の曲を振らせるとカラヤンは非常にうまい。ベルリンフィルも極上の響き。

ところがベルリオーズ編の「舞踏への勧誘」の最後になって愕然!なんと曲の最後に出てくるチェロとフルートの素敵な会話がカットされているのだ。これは明らかな編集ミス。LP末期の再発盤とはいえ、完成品をチェックしていないのがバレバレ。

P1010453 お口直しに同じベルリンフィルを振ったエーリヒ・クライバーのテレフンケン盤を聴いた。1930年代のモノラルだが金属原盤からの復刻なので音は非常に良い。

ウィンナワルツ風の優雅な響きを当時のベルリンフィルから見事に引き出している。気品と風格に満ちた大指揮者貫禄の名演。

|

« カレーラス、メトの「ボエーム」 | トップページ | 新日鉄コンサート、アルヒーヴ »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クライバーの「舞踏への勧誘」:

« カレーラス、メトの「ボエーム」 | トップページ | 新日鉄コンサート、アルヒーヴ »