R・P・マルタン神父のフォーレ
今日は父の7回忌の法事、昨晩からの雨は墓参の時には上がっていた。秋葉原でまた起きた通り魔事件。お先真っ暗の未来を象徴するかのような嫌な出来事だ。
アンドレ・シャルランの録音で名高いR・P・マルタン神父指揮によるサントゥスタッシュ管弦楽団・合唱団による演奏。オケの実体はラムルー管だという。手持ちはトリオから出ていた国内盤LP。
オケも合唱もアマチュアのような稚拙なアンサンブルだが、とにかく無心に丁寧に演奏しようとする気持ちは伝わってくる。ドイツ音楽をこの調子でやられたならばとても聞けたものではないが、フォーレだとさほど苦にならないから不思議だ。
名エンジニアのワンポイントマイクによる録音だが、曖昧模糊としたこちらも不思議な録音。
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