ハレルのドヴォルザーク「チェロ協奏曲」
晴れ後曇り。日中の猛暑にもかかわらず夜は比較的涼しい。夕方には雨がパラついてきた。大気の状態が不安定なため、関西、北陸では大雨の被害が出ている。
今日は下の娘が県吹奏楽コンクール東部大会のため早朝に送り出す。娘は緊張気味で朝食もあまり進まない。
昨年は直前に顧問の教諭が本番を振れなくなるという大アクシデントがあり、可哀想な結果になってしまった。今年は自分も仕事を休み、演奏を聞くことにした。会場は裾野市民文化センター大ホール。
プログラムを見るとクラシックのアレンジものが大多数。どうやら最近はオペラの編曲物がブームのようだ。娘の学校は3番目の出場。課題曲に一番難しい曲を選んでしまったため、未消化の部分が目立ってしまった。自信のなさがメンバーの表情にも現れている。結果はほぼ見えたので。早々に会場を後にする。
今日は、アメリリカのチェロ奏者、ハレルの弾くドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴いた。
ハレル2回目の録音で、伴奏はアシュケナージ指揮のフィルハーモニア管。手持ちはDECCAのLP。
セル最晩年のクリーヴランド管の主席奏者に20代で抜擢されたハレル。しなやかなで着実な技巧と気品のある音色の見事な演奏だ。アシュケナージもピアノ伴奏のような実に丁寧な伴奏を付けている。時としてオケを豊麗に鳴らして自己主張も忘れない。このLPは音が非常に良い。
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