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2008年7月21日 (月)

ダヴラツの「オーヴェルニュの歌」

今日は膝の手術で入院中の母の一時帰宅の日。ふだんは部活動で忙しい娘たちも珍しく休みとなり、弟の家族も呼び賑やかな昼食となった。午後には90を超える大叔母の家族たちも訪れた。

10auver 今日は夏にふさわしい名曲、ナタニア・ダヴラツの歌うカントルーヴの「オーヴェルニュの歌」を聴いた。

この曲初の全曲録音として有名なヴァンガードのLP。フランスのオーヴェルニュ地方の民謡を、印象派風の美しいオーケストラアレンジでまとめた小曲集。

ダヴラツの可憐にして鄙びた味わいのある声、2曲目の「バイレロ」のこの世のものとは思えぬ神秘的で美しい響きに部屋の空気が一変する思い。このアルバムでダヴラツの名は不朽のものとなった。

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