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2008年7月 5日 (土)

ガンヌの「サルタンバンク」

今日も夏日となった。出勤していると突然クーラーが故障。どうやら漏電ブレーカーが落ちているようだ。常駐の電気技師も休日で不在なので窓を開け暑さに堪えて仕事。

P1010471 今日はフランスの作曲家ルイ・ガンヌのオペレッタ「サルタンバンク」を聴いた。パテマルコニのモノラルの擬似ステレオLPで、シャンゼリゼ劇場のオーケストラとそのメンバーによる演奏。

ガンヌと言えば、「勝利の父」や「ロレーヌ」といったフランスマーチの名作が頭に浮かぶ。

オペレッタ「サルタンバンク」も比較的知られた作品らしい。サーカスを題材とした無邪気で軽い音楽のオンパレード。歌詞は解らないが、この底抜けに明るい雰囲気が実に楽しい。

P1010469 P1010470 沼響のHP「ベートーヴェンの7番を聴く」に、トスカニーニ&BBC響の二つのライヴの感想をアップしました。

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コメント

サルタンバンク、本格的な上演を観たことはありませんが、大須オペラで大いに楽しんだことが忘れられません。素晴らしいメロディー満載ですね。特に第1幕の終盤、4人がサーカスを飛び出す場面で女声とコーラスで歌われる美しいワルツ。フェルマータが多用され、どんどん音域が広がります。♪"Ces't lamour"なんて歌われると涙が出ます。もっと上演されないかな~?

「~を聴く」コラム楽しみにしています。古い順に掲載なさっておられるのがオヤクソクのスタイルですが、たまには新しいものからというのはいかがでしょう?学校の歴史の授業みたいに、近現代に至らずに年度末をむかえてしまうのでは、、、みたいな余計な心配がありまして。。。寝言お許しくださいませ。

投稿: ぶりちょふ | 2008年7月 7日 (月) 23時10分

ぶりちょふさん。

「サルタンバンク」は、洒落たフランスマーチを残したガンヌの作曲したオペレッタということで、基本知識もなく購入した音盤ですが、
予想通り筋がわからなくても、音楽だけで十分楽しめました。

沼響の聴き比べコラムですが、ここ2年ほど業務多忙につき更新が滞っています。

先日定演が終わってしまったベト7がやっとトスカニーニ。ブラ4も宙ぶらりんです。

「クライバーのブラ4はまだですか?」などと、といろいろな人から励ましのお言葉をいただいています。ありがたいことです。

ですが、毎日毎日ブラ4、ベト7・・・・おっとラフ2もまだ未完、を聴く気にならないのも今のところ正直な気持ちです。

大部分はすでに一度以上は聴いたものなので、チョイ聴きで簡単なコメントで済まそうかとも思った時期もありましたが、聴き始めるとついつい、場合によっては2度、3度とスコア片手に聴きなおしてしまいます。

取り掛かった以上、手持ちの音源の大部分は紹介していくつもりなので、気長に見守ってやってください。

投稿: 山本晴望 | 2008年7月 8日 (火) 19時26分

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