プレヴィンの「ヤングハリウッド・コンポーザーズ」
早朝5時前に激しい雷鳴で目が覚める。外はバケツを逆さにしたようなドシャブリ。昨晩の天気予報ではこんなはずではなかったが、と思いパソコンに電源を入れ衛星画像で雲の動きを見ると、濃密な雨雲が続々と静岡県東部上空に参集中。裏山に視線を移せば、山の斜面から泥水がバシャバシャと側溝に流れ込み道路がみるみるうちに冠水してきた。家の周りは、秀吉に水攻めされた備中高松城状態となってきた。
JRもストップし娘たちは臨時休校やら自宅待機。ようやく小止みになったところで職場の状態が心配になり急いで出勤。雨は午前中に上がったが、気温はぐんぐんと上昇し30度を超え湿度も高く、異常な蒸し暑さとなった。
このような日は重い曲は聴けない。取り出したのは若き日のプレヴイン弾き振りの「ヤング・ハリウッド・コンポーザーズ」というアルバム。
ハリウッド華やかなりし頃の50年代から60年代初めにかけて活躍したマンシーニやE.バーンスタイン、ルグランらの作曲家に、プレヴィンの映画音楽作品を集めた米RCAのLPだ。
今や老大家となったプレヴィンのジャケット写真の若いこと。軽やかなプレヴィンのピアノと、腕利きのハリウッドのスタジオミュージシャンたちによる小粋で素敵なアルバム。
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