クルトワの18世紀フランスバロック・ヴァイオリン曲集
朝夕すっかり秋らしくなってきた。西から台風が接近中。汚染米の拡散は、伝染病が広がるが如き様相となってきた。日本人の主食の米の流通がここまで複雑怪奇だとは思わなかった。厚生年金改ざんもひどいものだ。年金制度そのものの崩壊が始まっている。
月曜日から本業多忙でブログの更新もままならない。昨日も帰宅は午前零時。平均睡眠時間3時間だった今年の2月ほどではないが、とても休めなくなってきた。せめてわずかでも音楽を聴く時間を確保したい。
今日聴いたのは、カトリーヌ・クルトワの弾く18世紀フランスバロックヴァイオリン名曲集。
フィリップスのLPで、ルブランやモンドブルの「シャッセ(狩の歌)」数曲に、ルクレールとフランクールのヴァイオリンソナタ、デユフリの「佳人ヴァルマムト」ほか、というもの。ハープシコードはB.ヴェルレ。
クルトワは、ジュネーヴ国際コンクールで、カントロフと一位なしの二位を分け合ったこともあるフランスの女流ヴァイオリニスト。エラートにルクーのヴァイオリンソナタの録音もあったはずだ。
明るく軽めの音色がこのような格調高き佳品にふさわしい。甘く切ない感傷的な叙情漂うルクレールのソナタは絶品だ。
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