フランス6人組記念演奏会
良く晴れた日曜日。9月もいよいよ最後の週となり涼しくなった。午前中は畑作業で汗を流す。
ヤフオクで落としたLPが届いた。今回は20枚あまりの古いLPが中心。いずれも50年代前半のモノラルばかりで、いわゆる高価なオリジナルの初期LPの類は少ない。一枚あたり数百円といったところ。
ジャケットの状態があまりよくないが、盤はきれいだった。東京放送のスタンプを押してあるものもあり、放送局の放出物も何枚か含まれていた。
1953年にフランス6人組の作品を集めておこなわれた記念コンサートを再現した「フランス6人組の音楽」。
オリジナルは2枚組だが、これは第2集でオーリックとミヨーの作品が入っている。演奏はツィピーヌ指揮のパリ音楽院管。
仏EMIの「LES RARISSIMES」シリーズのCDでこのアルバムの全演目が聴けるが、LPでは、コクトーによるジャケットデザインがなんとも洒落ている。眺めているだけで実に楽しい。
アンゲルブレシュト指揮するドビュッシーの「海」と「イベリア」。
オリジナルの仏盤はとても高価だが、こちらはデユクレテトムソン原盤による日本ディスク盤。ちょいと聴いてみたが、どうやらRIAAカーヴのカッテッィングではないようだ。
ハイドン協会のオリジナル盤から数枚。M.ウェルディケの定評あるハイドンの「ユトレヒト・テ・デウム」と「戴冠式アンセム」。
そしてデンマークの演奏者だちによるバッハのコラールプレリュード集とチェンバロ協奏曲集。こちらは、録音特性NABと書いてある。
有名演奏家では、リパッティの弾くバッハのコラール集とモーツァルトの8番のソナタ、米コロンビア盤。とプラード音楽祭のカザルス指揮のブランデンブルク協奏曲第4番、第5番。こちらはCDでも出ている有名な盤。
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