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2008年10月24日 (金)

ファリアの劇的カンタータ「アトランティダ」

本日一日雨。日曜日から続く休みなしの一週間はようやく終わりに近づいたが、明日も出勤予定。ここ数日期日の迫った仕事から機械的に処理するモノトーンな日々。もう少しクリエイティブな姿勢を持ちたいものだが気力が続かん。

昨晩は文化センター大ホールでオケの練習。
到着したのは8時30分過ぎで「ラ・ボエーム」の第1幕後半と第4幕の終わりの部分のみの参加。オケピットを想定した楽器配置でホルンは左翼の最後列。真後ろに反射板があり、碌にウォーミングアップをせずに吹いている我ながら情けない音がストレートに耳を直撃。


P1010550 今日は、ファリアの未完の大作、劇的カンタータ「アトランティダ」を聴いた。

スイスCASCAVLLEから出ていたCDで、ファリアと親交のあったアンセルメによるライヴ。
オケはスイス・ロマンド管にローザンヌの合唱団。ソプラノは、まだ30才になったばかりの無名時代のモンセラート・カバリエ。バリトンはハンス・レーフスたちによる1963年4月3日のライヴ。

ファリアの遺作となったアトランティス大陸の興亡を題材とした「アトランティダ」はファリアの死後に弟子のハルフテルが補筆完成させている。テキストはカタルーニヤの詩人ベルダゲールの叙事詩「アトランティダ」。

ベルタゲールの詩は長大なものらしいがファリアが再構成し、コロンブスが少年時代に夢見たアトランティス大陸を見つけるために探検に出発するといった、少年向け冒険小説のような単純なものとなっている。

雄大な自然が目の前に広がるような壮大な音楽は素晴らしい。だが、ファリア自身が完成させていない悲しさ。ストーリに一貫性を欠くのと、後半になるにつれて音楽が散漫になるのが惜しい。

YOUTUBEはルービンシュタインの弾く「火祭りの踊り」。

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