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2008年10月 5日 (日)

ビレットの幻想交響曲

晴れ夜になり雨。今日は、一昨日の仙台フィル公演の帰りに立ち寄ったBOOK OFFで見つけたアルファベータ社から出ている音楽書ニ冊を斜め読み。

このところ音楽関係の本は雑誌を含めあまり読むことはなくなったが、このニ冊は気になっていた。

31621287 一冊はTOKYO FM出版の「伝説のクラシック ライヴ~収録現場から見た20世紀の名演奏家」。

FM東京で放送されていたTDKオリジナルコンサートのプロデユーサーによるミュンシュやミケランジェリたち来日演奏家たちの録音現場での証言の数々。

武満徹のカトレーン収録の息詰まるような緊張に満ちたドキュメントも貴重だ。

Sk04 もう一冊は、アルファベータ社から出ているアンネマリー・クライネルト著の「ベルリンフィル」。

2時間で判るベルリンフィル、と書いてある入門書の体裁だが内容はかなりマニアック。巻末の詳細な注釈が非常に面白い。

P1010515 今日聴いたのは、トルコの女流イディール・ビレットの弾くリスト編曲によるベルリオーズの「幻想交響曲」。

この曲は数年前に集中的な聴き比べをやったために、ある種の拒否反応が起きていて以後全く聴く気にならなかったのだが、とりあえずリハビリとしてリストのピアノ版から。

ショパン、ラフマニノフ、ブラームスのピアノ全曲録音をはじめとして、現在自前のレーベルを立ち上げベートーヴェンのピアノゾナタ全集の録音が進行中という物凄い数の録音のあるビレット。

彼女の演奏の中には、粗製濫造気味の完成度の低いものもあるが、この演奏は丁寧な語り口でベルリオーズの先進性よりもロマン派の萌芽が感じられる好演。

YouTubeは400人以上の演奏者を要する超巨大編成のベルリオーズのレクイエム。指揮はサー・コリン・デーヴィス。

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