シャミナードの「オンディーヌ」
天気は良いが朝晩冷えてきた。巷の三連休とは無関係に今日、明日は出勤。
帰宅したらHMVからCDが届いていた。 今回は3点。チェコの名指揮者、カレル・アンチェル指揮チェコフィルによるスメタナの「わが祖国」全曲。1968年「プラハの春」の開幕コンサートの記録。チェコのRADIO SERVISから出ているCD.
チェコの自由化運動が最高潮となっていた1968年5月のライヴ。
この僅か3ヵ月後にソ連率いるワルシャワ条約軍がチェコに侵攻、チェコ全土はソ連の占領下に置かれ自由化運動は頓挫。たまたま海外で客演中だったアンチェルはそのまま亡命したという、まさに歴史的なコンサートの記録。 DVDで全曲映像も出ている。 山田一雄指揮と日本フィルの「展覧会の絵」、ハイドンの「時計」その他の日本コロンビア盤CD。
これは40年前に教材用として録音されたもので、このLPを長い間探し求めていたのだが、今回正式にCD化されたもの。 Perter Jacobsの弾くシャミナードピアノ曲全集から第一巻。イギリスのHeliosから出ているCD.
この中の「オンディーヌ」を娘が発表会で弾くことになり、ようやく探し出した音源。
フランスの女流作曲家シャミナードの曲は、今では愛らしい「フルートのためのコンチェルティーノ」が演奏されるくらいだが、作曲者の生前は、サロン風のピアノ曲で世界的に有名だった人だ。
200曲におよぶピアノ曲や歌曲、大規模な舞台作品に至る膨大な作品があり、合唱付きの大作「劇的交響曲アマゾネス」なんてのもある。
「オンディーヌ」は同名のラヴェルの曲のような凄みはないが、4分弱のサロン風の美しい作品。
沼響のHPの聴き比べコラム「ベートーヴェンの7番を聴く」にフルトヴェングラーの1954年ライヴの感想をアップしました。
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