トイブル&ヘッツェルのモーツァルト
朝から冷えてきた。富士山は昨日の雨ですっかり雪化粧。今日は職場にこもりきりの一日。
夜は娘のピアノレッスンの送迎のために、自宅から20分程度の距離にある函南へ。レッスンの間車中で待つのも退屈なので、近くのブックオフで時間をつぶす。
お店では、文庫でも出ている入江相政日記の端本数冊が一冊あたり200円だったりして大いに迷うが、結局見送り750円以下のCDコーナーへ。
ここで、エヴィリン・グレニーとサラステその他によるマクミラン作品集ATALYST盤250円。
ポニーキャニオンの「音楽の森」シリーズから、ウィーンフィルの首席クラリネット奏者ノルベルト・トイブルの吹くモーツァルトとブラームスの五重奏曲。
メンバーは全てウィーンフィル。登山中の事故で亡くなった名コンサートマスター、ヘッツェルの何種かある同曲録音中最後のもの。
同じシリーズからエリザベータ・ステファンスカの弾くモーツァルトのピアノソナタから9,11,15番の三曲。
彼女の母はショパン弾きとして有名なチェルニー・ステファンスカ。この録音は全集からの抜粋でフォルテ・ピアノを弾いている。
この2枚はそれぞれ一枚100円(この手のシリーズものは非常に安い)
この中から、モーツァルトのクラリネット五重奏曲を聴く。
ゲアハルト・ヘッツェルさんが亡くなった1992年の夏、私は三島にあるウィーン国立音楽大学ピアノ科のミヒャエル・クリスト教授の奥様の実家に、家内とまだ幼なかった娘を連れて遊びに行っていた。
日本人の奥様と一緒に来日されていたクリスト教授の、ヘッツェルさんの思い出を語る悲しげな表情が今でも忘れられない。
それぞれの楽器がほどよく溶け合ったまろやかな響きが実に素晴らしい。ヘッツェルの暖かなヴァイオリンを聴いているうちに涙が出そうになってきた。http://www.hetzelianer.com/home/index.html
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