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2008年12月29日 (月)

山田一雄のマーラー、「一千人の交響曲」

今日から年末年始休暇となったものの朝から頭が痛い。

昨日は、出勤していた職場の数人と今年最後の飲み納め。仕事上の大きなプロジェクト二つの目処が立ち、予期せぬトラブル続出だった2008年も終わる。ということで調子に乗って飲み過ぎた。お店2件ほど回り、締めはビールを飲みながらのラーメン。3ヶ月ほど続けていたダイエットもこれでは完全リセットだ。

庭の掃除やら年末の買い物やらで貴重な一日があっという間に過ぎていく。不況とはいえ車の数がいつもよりも多く、スーパーやDIYショップの人出も、いつもの年末の風景と変わらぬ賑わいぶり。

Img4 今日は山田一雄の指揮で、マーラーの交響曲第8番を聴いた。

もはや伝説となっていた1979年藤沢でのライヴ。当時の第一線級の歌手たちと東京都交響楽団との演奏。

巨大な編成のオケと合唱をバックに、客席のブラス別働隊に向かって吼えるような形相でキューを出す山田さんの指揮姿の写真をながめているうちに、レコード店でLP2枚組定価5千円の値を見て涙を呑んで手にしたジャケットを手放し購入を見送った学生時代を思い出した。

演奏は、指揮台狭しと暴れまわるヤマカズさんの姿が目に浮かぶような熱きもの。アンサンブルの精度としては今となっては危うい部分が散見され、録音もこの巨大な演奏の全貌を捉えているとは言い難く、京都市響との「復活」ほどの感銘は受けなかったが、この曲を演奏することが一つの事件であった時代の貴重な記録。

Vts_01_1 もうひとつ都響の「一千人の交響曲」。

こちらは今年4月30日にサントリーホールでおこなわれたインバルのプリンシパル・コンダクター就任披露演奏会の映像。

編成は山田一雄の録音よりもずっと小規模だが、この30年間の都響の演奏技術の向上が、いかにめざましいものであったのかが如実にわかる名演。真剣な表情でこの大曲に挑んでいくNHK東京放送少年少女合唱団の表情も感動的だ。

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