入江相政日記
曇りのち雨。本日は溜まった代休取得。昨晩は、ピアノのレッスンに通う娘を先生の家に送りながら、近くのBOOK OFFに立ち寄った。
クリスマスソングの流れる店内には、入江相政日記4,5,6巻の三冊が11月のはじめから200円の値が付いたまま書棚に並んでいる。
昭和天皇の侍従長にして一流の随筆家だった入江相政が1935年からその死の前日の1985年まで書き続けていた日記だ。ほとんど読まれた形跡もなくほぼ新品同様。
クリスマスソングの流れる店内には、入江相政日記4,5,6巻の三冊が11月のはじめから200円の値が付いたまま書棚に並んでいる。

後半の三冊だけで中途半端な気もしたが、数ページ目を通した後、平明にして格調の高い文章に惹かれて購入。
今日の午後、雨音を聞きながら第4巻を読んでいるうちに、昭和10年から始まる第1巻から読みたくなり、ヤフオクに出ていた第3巻までの3冊を落札。

アンソニー・ウェイのCDには、フォーレ、アンドリュー・ロイド=ウェッバー、ジョセリン・プックの3人の「ピェ・イエズ」やフランクの「パンの糧」、モーツァルトの「ヴェスペレ」に加え、ラターやスタンフォードらの知らない作品が並んでいる。

皮肉なことに合唱のみで歌われるラターの「地上の美のために」やスタンフォードの「ベァティ・クォルム」が非常に良い。この2曲が聴けただけでも拾い物。
ウェイ君の歌ではトランペット・オブリガード付きの現代作曲家ジェフリー・バーコンの「シオンの頌」が美しい。
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