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2008年12月13日 (土)

ロジンスキーの「展覧会の絵」

穏やかな週末気温も高い。下の娘が体育の時間に首をひねったとかで、午前中に近所の整形外科に連れて行く。土曜午前中の病院はお年寄りの社交の場。一時間ほど待たされレントゲンを取り診察を受ける。昨年の交通事故の後遺症ではなく単なる筋肉痛ということでまずは安心。

午後は、上の娘を連れてインフルエンザの予防接種のために近所の別の脳神経科医院へ。内科医ではないので風邪の患者もなく、うつされる心配がないのが良い。そのうえここの看護師さんは注射の腕が良いので、注射を打たれても全然痛くないのだ。

P1010564_2  最終号となった月刊「現代」に、今年ノーベル物理学賞を受賞した日本人の一人(アメリカ国籍だが)南部陽一郎さんの対談が載っている。

30年ほど前から万年ノーベル賞候補であり、今回も最初はジョークだと思っていたらしい。

もう何度も報道されていることだが、1960年代に発表された理論が受賞理由とのことで、ようやくノーベル賞が南部先生の水準に追いついたとまで言われるほど、あまりにも時代を先取りしていたことが受賞の遅れとなったという。若い頃にアインシュタインに出会ったことなどを淡々と語っている。

この記事を読んでいるうちに、学生時代に読んだアインシュタインの「晩年に想う」を読み返したくなり書棚から探し出して驚いた。翻訳者の一人が南部陽一郎先生で、巻末に「アインシュタインのおもいで」という一文を寄せていた。

P1010565 今日は、ロジンスキー指揮の「展覧会の絵」を聴いた。

音楽監督を務めていたニューヨークフィルを振った録音の米コロンビアのモノラルLP。

ロジンスキーは晩年、ウエストミンスターレーベルにロイヤルフィルとの再録音を残しているが、ケンカ太郎と呼ばれたロジンスキーの強烈な個性はこの旧盤により濃厚に顕われている。

速いテンポの猛牛のように荒れ狂う終曲「キエフの大門」が凄まじい。ロジンスキーの大リストラによって蘇ったニューヨークフィルの鉄壁なアンサンブルも見事なもの。冒頭のプロムナードはトランペット2本で吹いているようだ。

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